支給限度基準額とは、介護保険サービスの利用に際して設定されている上限額のことです。
主なポイントは次の4つです。
・区分支給限度基準額
要介護度に応じて、月ごとに利用できるサービスの上限額が異なる。要介護5(重度)ほど多く、要支援1(軽度)は少ないです。
・福祉用具購入費支給限度基準額
福祉用具の購入における上限は年間10万円。実際に支給される額は1割~3割の自己負担があるので注意が必要です。
・住宅改修費支給限度基準額
住宅のバリアフリー化に使える上限額は1住宅あたり20万円。手すりの設置や床の改修などの簡単な工事に適用されます。
・種類支給限度基準額
サービスが少ない地域では、利用者がサービスを公平に利用できるよう、特定のサービスの利用に制限を設けることがあります。
ケアマネの試験では、「種類支給限度基準額」はあまり出題されません。
「区分」・「福祉用具購入費」・「住宅改修費」の3つを主に覚えておくといいです。
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